前の写真の4日後のこと。
氷雨の日が続き、セイタカアワダチソウの花も全て終わり、
この日も庭には蝶がいないようでした。
前の写真のヤマトシジミは力尽きたのだろうと思っていた時、
ボロボロのヤマトシジミが一匹現れました。
今の時期、我が家に来る個体数は少ないので、
前の写真と同一個体である可能性はかなり高いと思うのですが、
同一個体に見えないほどボロボロです。
雄のヤマトシジミは野生では羽化後約1週間の命である上に
「力尽きた」と思うような天候だったことを思えば、
当然の姿で、生きていただけで上々なのかもしれません。
そして、この腹の痩せ具合!
氷雨で飛べず絶食が長かったことを思わせます。
・・・ホトトギスで吸蜜するシジミチョウは珍しいと思いましたが
こういう理由なんだと納得したのは、この姿。
一生懸命身を低くして口吻を伸ばして、
蜜を吸おうとしているんですけど、
ホトトギスの蜜は、画面の最下部、花の底の黄緑色に膨らんでいる部分にあるのです。
この後さらに身を低くして花弁に貼りついていましたが、
シジミチョウの短い口吻が蜜に届いたとは思えませんでした。
しばらくトライした後、諦めて、
ランタナに移動していたので腹は満たせたと思われます。
ランタナでは翅を広げたので、翅全体の青さ分布からして
前の写真と同一個体である可能性が高い確認まではできたものの、
その青い鱗粉もほとんど剥げ落ちている有様でした。
食事の後は、以前同様に高く飛んで、伴侶を探すらしいヤマトシジミなのでしたーー;
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